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2009年 04月 07日
「Needlefish & Tiny Grouper」
langkawi滞在中、昼寝と読書も少し飽きてきた午後に釣りに出かけた。
前回は近くの内湾だけだったので今回は違う場所に行ってみる。

langkawiの北側の海は遠浅でフラットな感じの地形が多い。
いくつかのビーチを偵察してみたが、これといってめぼしい起伏や岩場等がなかったので、小さな河口の吐き出しのある周辺をあたってみた。

「Needlefish & Tiny Grouper」_e0136330_2253128.jpg
OM-1 ZUIKO 35mm/f2 MC E100VS


こんな感じのところ。潮はかなり引いていた。
とりあえずとペンシルベイトを結んで沖の潮目らしきところに投げると、、一投目からバシャンとバイトがあった。しかしフッキングには至らず。何度か同じことを繰り返すうちにようやくノッた。
正体はダツ。60cmくらい。
口先にナイフがついてるといっても過言ではない魚なので、取り扱いには気を使う。写真を撮ったらすぐにフックを外してリリースする。ロングノーズプライヤーを持ってきて良かったと思う瞬間(笑)

「Needlefish & Tiny Grouper」_e0136330_2253742.jpg


その後もダツの猛攻が続いた。
ローカルの人に聞いた話では、ダツの他にもスナッパーやメッキなども釣れるらしいのだけど、どうもトップウォーターに関しては、めざといダツ軍団が先に見つけてオラオラと殺到してしまうようだ。
ダツはこのテの体形の魚にしては捕食はうまい方ではないかと思うが、口がガチガチに武装されていて硬いのでフッキング率がとにかく悪い。20回投げて毎回アタリがあってもそのうち1度ノルかノラナイかというところ。
だから最初のうちはドシャバシャと派手な反応が面白くて楽しいのだけどそのうち飽きてくる。
極東亜細亜から来た釣り人はワガママなのである。

ダツはとりあえず休みにして、沈み岩の多い場所まで移動して小さなジグヘッド+ワームを投げてみる。するとブルブルというアタリがあって手のひらほどのハタが釣れた。
カラフルなラインが入ってなかなか美しい。思わず写真に撮る。
その後も小さなハタやカサゴがパタパタと釣れた。シーバス用のパックロッドなのが惜しいところだ。メバルロッドやトラウトロッド持参ならこの釣りだけでもかなり楽しめると思う。

「Needlefish & Tiny Grouper」_e0136330_226289.jpg


ダツと根魚を交互にひとしきり釣ったところで釣り終了。
なんというか、この島では何もしていないことがやたら気分が良いので、炎天下の下で目を三角にしてロッドを振り続けるということが、ひどくもったいない気分になってくる。
ここらへんが何時間でもリーフをウロついていたくなるグアムとかとは、ちょっと趣が異なるトコロ。
やはりこの島には昼寝と読書のほうが合っているような気がする。

by jellyfishcafe | 2009-04-07 01:02 | malaysia2009


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