2014年 11月 20日
「神の手」
>>『ハチにそっくりな新種のガ/青森県弘前市の親子が発見/学会誌で世界に紹介』
チョウやガの研究者で構成する日本鱗(りん)翅(し)学会の東北地区自然保護委員長で弘前市在住の工藤忠さん(57)と長男の誠也さん(26)=弘前大学大学院=が約20年前に岩木山で採集したガが新種であることが分かり、10月に発行された日本蛾類学会の学会誌「TINEA」(英文)に掲載され世界に紹介された。工藤さんは新種を「ミチノクスカシバ」と命名。専門家は新種発見を「大きな驚き」と話している。
e0136330_23193892.jpg
ミチノクスカシバ



昆虫の擬態って単に「スゴい!」を通り越して、ある種の恐怖を感じることがある。
何かこう背後に僕らの世界の摂理を超越している「何か」を感じて、ちょっと背筋が
冷たくなる感じがするのってぼくだけだろうか。

他にも蛾の驚異的な擬態と言えば有名なところではスズメバチ擬態のコレ↓
>>『スズメバチにしか見えない完璧な擬態を手に入れた蛾「Hornet Moth」』
「ホーネット・モス(Hornet Moth)」は、ススメバチとほぼ同じ大きさで、飛ぶ時の音もスズメバチに似せているスカシバガ科の蛾。しかし、スズメバチに比べるとより明るい黄色をしており、胸部と腹部のくびれがまだ甘いところがありますが、すでにほぼ完璧な擬態を手に入れています。
e0136330_22595955.jpg
ホーネット・モス



擬態の理由としてよく「選択性生存説」が言われるけどぼくは信じてない。
(選択性生存:たまたま模様がハチに似ていた個体が生き残り、種を拡げたという説)
一体誰の意思で昆虫の体が「擬態したい対象」に合わせて変化するというのか。
そもそも単独で生きている蛾がいくら天敵に襲われたくないからといって
「いやあ、やっぱ将来ハチになりたいっス」とか思っているわけもない。
いや、万が一思ったとしても毎日ハチになりたいと願い続けていればだんだん
似てくるとでもいうのか。ホントか?ホントにそうなのか?(以下256回続く)

あとこのテの擬態については蛾がやたら突出しているのも不思議でならない。
擬態を手に入れたい(?)昆虫は他にも山ほどいるだろうけど、大抵の虫は擬態など
持たずに日々生きているのである。しかしそんな中でなぜか蛾の類の擬態力は
リアリティが徹底している。地球上に昆虫は100万種以上いるそうだけど、なぜ蛾だけが
この能力において群を抜いてるのか、嗚呼考え出すと今夜も眠れない。(寝てるけど)

擬態を眼にするときほど、世界における「神の存在」を感じてしまう瞬間はない。
ぼくは信仰心とかまったくないけどコレだけは本当にそう思う。
[PR]

by jellyfishcafe | 2014-11-20 01:02 | NEWSネタ | Comments(0)


<< 「EpicFood」      「R.I.P.」 >>