2012年 02月 06日
週末はHONDA青山で「NSX Concept」を見てきた。 クルマのあり方が変わったと言われる現代にあって、カーメーカーがスポーツカーを作ることについては賛否両論あるようだ。 けれど、ぼくはやっぱり車の世界にはこうしたスーパースポーツが必要だと思っている。それはもちろんメーカーにとってのフラッグシップとしての役割もあるけど、それ以上に最新の技術と作り手の熱意を無条件に投入しないと作れないスーパースポーツは、「自動車」のいうものの1つの象徴として常に在るべきだと思うからだ。 小学生の頃、スーパーカーブームというのがあった。 当たり前だが小学生だから免許もないのだけど、それでも皆こぞってお気に入りの車の写真やプラモや消しゴムなんかを収集したりした。父親と近くのグラウンドで行なわれたスーパーカーのイベントに出かけてフェラーリの運転席に乗った写真を撮ってもらったりのをよく覚えている。 今になって思うのだけど、あの記憶というのは意外に自分の心に深く何かを残したように思う。 オトナになったぼくはもちろんスーパーカーには乗っていないけれど、好きな車とか車のメカニカル的に好きな部分とかは、あの頃好きだったスーパーカーの世界がベースになっているところが大いにある。 スーパーな車が作り出すのは決してスピードだけじゃない。 NSX Conceptが公道を走る日をとても楽しみにしている。
by jellyfishcafe
| 2012-02-06 01:03
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