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カテゴリ:Portugal&Spain2013( 26 )

2013年 12月 20日
「Short Trip to Madrid #6」
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Madrid, Spain, 2013.


マドリードでは優しいヒトにばかり会った。
店の場所が分からず右往左往していると通りかかった女性が声をかけてくれ、
店まで来た道を逆戻りして連れて行ってくれた。
道を尋ねた掃除のオバちゃんはこちらがスペイン語を理解しないのが分かると、
誰か英語を話す者がいないか掃除仲間を呼び集めて聞いてくれた。
バルや靴屋の店員はもとより、メトロやレストランでたまたま隣り合わせたヒトでさえ、
観光客モード丸出しのぼくらに優しく寛容に接してくれた。
そこには首都にありがちなスノップさは微塵もなく、ぼくは以前から伝え聞いていた
「マドリード=冷たく治安が悪い大都会」とのあまりのギャップに混乱しまくりだった。


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もちろんマドリードにもそういう負の一面はきっとあるだろう。
東京だって香港だって様々な面を持ち合わせていて、季節や場所によって旅人に
見せる表情なんてその都度違う。何処から見ても同じ街なんてない。

でも、やっぱり自分の目で見たその印象はなにより強く心に焼き付けられる。
そして本やネットから入る情報なんて簡単に蹴り飛ばせるくらいに自分の中に
自分なりの「答え」を見つけ出すことが出来る。
もし今後誰かに「マドリードってどんなトコだった?」と聞かれたら、迷わず
「眩しくて優しくて美味くてすごく居心地が良い街だった」
と胸を張って答えようと思うのだ。Gracias Madrid。
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by jellyfishcafe | 2013-12-20 01:36 | Portugal&Spain2013
2013年 12月 14日
「Short Trip to Madrid #5」
マドリードのバルめぐりラスト。
宿泊したホテルからソル広場まで歩いて数分だったのだが、その道中に
この店があった。
店の名前は「生ハム博物館」(Museo del Jamon)。
あまりにも直球すぎるこのネーミングからも大体どんな店なのかは想像が
つくというもの(笑)そして実際ネーミングそのまんまの店なのであった。

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"Museo del Jamon"


二階はテーブル席のレストラン、一階は立ち飲みカウンターになっている。
マドリード市内に数店舗あるようだがソル広場近くのこの店は大きくて朝から
夜遅くまでいつも大繁盛していた。

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カウンターはこんな感じ。壁にはずらりと並ぶ生ハム。マドリードに限らず、
スペインではお馴染みの光景だけど、ここの陳列はさすがに迫力あった。
ビールもワインもそしてもちろん生ハムも安くて美味しい。大繁盛してるのも納得。

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人気はもちろん生ハム。日本ではありえないボリュームで出てくる。
このプレートで6euroくらい。食べ切れなかったので持ち帰って食べた。
奥のボガディージョ(生ハムサンド)をテイクアウトで買いに来るヒトも多数。

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小エビのアヒージョ。芝海老でもパナメイエビでもなかった。(と思う)
マドリードのバルはどこも大抵美味しかったが、シーフードに関してはさすがに
バルセロナのほうが上だったと思う。マドリードは海ないから当たり前なんだけど。。

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観光客もたくさん来るから写真メニューもあるし、店員さんは気さくで親切だし、
値段も安いので、どこに行くか迷ったらここにくればOKな感じ。
ホテルのすぐ近くという便利さもあって結局滞在中、3回も寄ってしまった。
マドリード滞在の際には是非一度「博物館」見学を。
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by jellyfishcafe | 2013-12-14 01:17 | Portugal&Spain2013
2013年 12月 10日
「Short Trip to Madrid #4」
マドリードのバル巡り2軒目。
と言ってもここは厳密にはバルではないかも知れない。
マヨール広場のすぐ隣にあるサンミゲル市場。
ここは場内の一部がイートインになっているのだけど、ここのバルスペースが
なかなか面白いとネットにあったので寄ってみた。

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Mercado de San Miguel, Madrid, 2013.


市場外見はこんな感じ。
バルセロナのボケリア同様にどちらかというと観光市場らしい。
4年前にリニューアルされたそうで古風な屋根に全てガラス張りの壁という
モダンスタイル。このあたりもちょっと観光スポットを意識してる気がする(笑)

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場内は縦横に巡らされた通路に様々な店が並ぶ。
青果や魚のほかにタパスを売る店がたくさん。パスタやスシの店もある。
特に腹が減ってなくても見ていると確実に何かつまみたくなってくる。

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魚屋。買った食材はすぐ隣のバルカウンターで調理してもらうことも可能。


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オリーブ屋。オリーブを使ったタパスも充実。


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タパス色々。ここのエビとカメノテが美味かった。


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場内の中央にイートインスペースがある。皆それぞれ酒やタパスを買ってはここでつまむ。


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モヒートを頼んだ。氷と同量のミントの葉がぎっしり入ったスペイン流。美味し!



観光客向けスポットと言ってしまえばそれまでだけど、ぼくは結構楽しんだ。
こういう場所ってコレはコレで必要だというか、地元の食材やメニューなどのお手軽で
分かりやすい魅力の伝え方なんじゃないだろうか。観光客にとっても便利だし。
日本の市場にもこんな風に気軽に飲み食いできるところがもっと欲しいなと思った。
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by jellyfishcafe | 2013-12-10 02:22 | Portugal&Spain2013
2013年 12月 06日
「Making Judy Smile」
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Madrid, Spain, 2013.


今月のトビラ絵を更新。
写真はマドリードの街角での一枚。
夏のセールにでも行った帰りなのか、有名デパートの買い物袋を下げた
彼女の足取りは大変軽やかでまるで滑るかのように長い横断歩道を
通り抜けていった。

スペインと言えば、この数年で耳にするのは経済危機のことばかり。
巨額の不良債権や高い失業率など深刻な状況は今でも殆ど変わらない。
なのに、実際に街を歩いても経済危機を実感できるような光景にはあまり
お目にかからない。観光客目線だということもあるのかも知れないが、
メトロで広場でそしてバルで、街もヒトも経済危機なんかないみたいに
楽しげに前を向いて歩いている。

日本人もスペイン人も「お金があることと豊かさは違う」ことを知っている。
けれど、ぼくらは同様の経済危機下であんな風にはきっとなれない。
マドリードの街角で感じたのは、社会の変化にそうそう動じない、
「生きること」がとても上手な彼らに対する羨ましさだった。
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by jellyfishcafe | 2013-12-06 01:56 | Portugal&Spain2013
2013年 12月 01日
「Short Trip to Madrid #3」
スペインでの楽しみと言えば何をおいてもバル巡り。
去年、一昨年とバルセロナでさんざん飲んだくれてたぼくは
「バルはバルセロナでたくさん行ったしなあ。それに首都のバルなんて
 マズくて高い店ばかりなんじゃないの?」
なんてこれまた分かったような顔をしていたのだが、マドリードに着いた
その日にホテルのすぐ近くのバルに足を踏み入れて以来、ぼくは己の
完全なる敗北を知ったのであった。
マドリードのバルは美味い。そして安い。そしてスペイン中の様々な
スタイルの店が集結している。

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Casa Labra. 

ソル広場近くの裏道にあるバル。1860年創業というから相当の老舗。
これは別に欧州に限らないけど昔から続いている店というのはやはり
美味いからこそ店が続いてるわけなのでまずハズさない。

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ここの名物は"Croqueta de Bacalao"。
そう、ポルトガル名物でもあるバカリャウ(干し鱈)のコロッケなのだ。
(ちなみにポルトガル語だと"Pasteis de Bacalhau"

「をいをい、こちとらリスボンから来てんだゼ」などと急速にバカリャウに
うるさいリスボンっ子のような顔をし始めたぼくは、果たしてスペイン版
バカリャウコロッケと勝負!とばかりに、コロッケとこちらも人気メニュー
だという"Tajada de Bacalao"(バカリャウのフリット)を食べてみた。

そしたらびっくりした。むちゃくちゃ美味いのだ。
同じコロッケでもリスボンのがジャガイモをしっかり感じる素朴なコロッケ
なのに対して、こちらは日本のクリームコロッケのような滑らかさで繊細、
けれど干し鱈の旨味はちゃんと出ているという感じ。
クリームコロッケ好きのぼくはこちらのほうが好きな味。フリットは塩加減が
ビールとぴったりでこちらもたいへん美味い!

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左:Croqueta de Bacalao、右:Tajada de Bacalao
コロッケが85セント、フリットが1.25euro、これに小ビール一杯(1.25euro)で幸福になれる。


さっきまで、「スペインなんぼのもんじゃい」的な顔をしてたリスボンっ子(偽)の
表情はみるみる変わり、ビールを飲み干すと一言「グラシアス!マドリー!」と
呟いたのであった。
しかし、自分で書いてて思うけどヲレってホントに主体性ないな。。(笑)
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by jellyfishcafe | 2013-12-01 23:38 | Portugal&Spain2013
2013年 11月 26日
「Short Trip to Madrid #2」
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Palacio Real, Madrid, 2013.

最近はどこに出かけても観光らしい観光をあまりしなくなってきている。
マドリードと言えば目玉はなんと言っても美術館らしいけど、どうもぼくは
美術館巡りは性に合わない。
というわけでマドリードで唯一観光で出かけたのはこのスペイン王宮だけ。
実はこれとて「せっかく首都に来たんだからせめて首都っぽいトコだけは・・」
と半ば無理矢理連れに付き合って出かけたというのはナイショだったりする。

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旧王宮。中は資料館になっている。


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王宮は旧王宮と新王宮が広場を挟んで建てられていて中を見学できるのは
旧宮のほうだけである。ちなみに内部の写真撮影はNG。
スペイン歴代の王族についての資料やかつて使われていた調度品、そして
無敵艦隊スペインが世界各地からぶん捕って、じゃなかった収集してきた宝物の
数々がずらりと展示してあった。

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こちらかは新宮。実際に行事に使われるのはこちららしい。


「神(キリスト)の教えを世界に伝えに行く」なんてすんごく正しいヒトみたいな顔して、
実際は遠く離れた異国を武力侵攻して金目のものをかっぱらって来てたんだから、
まあなんというか神様もへったくれもないわなぁと思ってたのはナイショだったりする。
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by jellyfishcafe | 2013-11-26 02:11 | Portugal&Spain2013
2013年 11月 22日
「Short Trip to Madrid #1」
モルディブ写真はちょっと寝かせておくことにして、マドリード写真をいくつか。

夏の旅行でリスボンに滞在中、その中の3日間だけ使ってマドリードに出かけた。
前にも書いたけど個人的にはあまりマドリードに興味はなくて、スペインなら
できればサン・セバスチャンなんかに行きたかったのだけど、リスボンからの
ショートトリップとしてマドリードは時間的にも価格的にもあまりにアクセスが良い
ので行くことに決めた。

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リスボン-マドリード間は飛行機で1時間。TAPなら片道50euro以下でチケットが買える。


初めて訪れたマドリードは道は大きく建物も威厳があっていかにも王都という感じ。
けれどそこはやっぱりスペイン。美しい街並みの大きな通りからほんのちょっと
入るだけで街の表情はガラリと変わって「いい感じ」の路地やバルが溢れていた。
うまく言えないけど想像してた「冷たい首都」とはぜんぜん違う。
いや、むしろ流れてる空気はゆるくてあたたかくてなんだかやけに居心地が良いのだ。

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Plaza de Mayor, Madrid, 2013.


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騎馬警官をたくさん見かけた。


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Mesón del Champiñon.地元の有名バルに行ってみた。


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むちゃくちゃ有名店なのだが店内はこんなにもローカルな雰囲気。こういうとこ大好きだ。


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この店の名物タパス、オリーブオイルを使った焼マッシュルーム。これはさすがの美味さ。


マドリードに着いた初日、単純なぼくは周辺をちょっとあちこち歩いただけで早くも
「マドリードってもしかすると結構、いやかなり良いんじゃないの?」
なんて思い始めていた。
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by jellyfishcafe | 2013-11-22 02:08 | Portugal&Spain2013
2013年 10月 20日
「Point of difference」
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Madrid, Spain. 2013.


マドリードとバルセロナの違いを端的に説明しろと言われたら、
「レアルとバルサの選手のカードを並べて土産屋に平然と売っているのがマドリード」
「レアルどころかエスパニョールのグッズすら見ないのがバルセロナ」
と答える。

(注)エスパニョール:
 正式名称はRCD Espanyol。FCバルセロナと同じバルセロナが本拠地のクラブ。
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by jellyfishcafe | 2013-10-20 02:22 | Portugal&Spain2013
2013年 10月 14日
「Lisbon夜三景」
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Bairro Alto, Lisbon. 2013.


リスボン夜景。
夏のヨーロッパの例に漏れず、夏のリスボンも夜10時すぎまで明るい。
そうは言っても夜はしっかりやってくるわけで陽が沈むと一気に暗くなる。
街の灯りはぼわっとした電球照明。目に優しく街並みにも溶け込む大好きな
明るさなんだけど、写真を撮るにはなかなか気を使う明るさでもある。

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近年色々出てきてる小型軽量のフルサイズ一眼はやたら高感度性能が
上がってきていて、こうした夜景を撮るのにチカラを発揮しそうだ。
いいなぁと思うその反面、高感度性能が高くてなんでもかんでも昼のように
明るく写る写真がそんなに良いのかな、それってなんか違う気もする。。
と思ったりもする。

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All foto by EOS5DmkII.


ぼくの一眼レフは一世代前のものなので最新のに比べると高感度性能は
ソコソコだけど、切り取ってくる夜景は明るすぎず暗すぎず、意外と実際に
目で見た明暗をリアルに持ってきてくれる。
新しいカメラは魅力だけど、古いカメラを簡単に手放す気にならない理由も
このへんにあったりする。
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by jellyfishcafe | 2013-10-14 00:20 | Portugal&Spain2013
2013年 09月 25日
「Beautiful Riverside #17」
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Alfama, Lisbon. 2013.


Alfama地区トラムポイントの旅(?)、最後の見所はカテドラル前ポイント。
リスボンのカテドラルは正式にはサンタ・マリア・マイオール・デ・リスボア大聖堂と
いう大変長い名前がついているが、要するにリスボンで一番古く(1147年)、
最も権威のある聖堂。ご多分に漏れず地元では単純に「カテドラル」で通じる。

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このポイントのトラム的見所はなんといってもカテドラル下のS字クランク。
道を塞ぐように建っているカテドラルを避けるようにトラムラインが回り込んでいる。
丘の上のカテドラルの周囲に後から道を通したため、こういう作りになったのだろう。

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サンタルジア展望台から続く坂道を降りてきたトラムは、美しいアズレージョ貼りの
建物の前でカテドラルをかわすと急ターン、即座に大聖堂前で再び90度ターンと
鉄道模型ばりのアクションを見せる。そして背景には大きくそびえるリスボン大聖堂。
この大聖堂とトラムの2ショットの説得力はすごいものがあって、ガイドブックや
ポストカードなどによく登場するのも納得の風景である。

リスボンの街はここを境に旧市街→セントラルと急に周囲の風景が切り替わる。
その変化も見所の1つだと思う。
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by jellyfishcafe | 2013-09-25 23:12 | Portugal&Spain2013