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カテゴリ:Hawaii2013( 6 )

2013年 05月 19日
「USS Missouri #4」
戦艦は「BattleShip」の名の通り、戦うためのフネなわけだけど、
それと同時に1800名余りの人間が長い期間生活するフネでもある。
個人的には兵装と同じくらいそうした生活感の部分も気になるところ。
そんな目線で切り取った艦内の風景をいくつか。

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一般兵員用の食堂フロア。
広々としていて下手なフードコートより落ちつける感じ。


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食堂のサーブカウンターの一角。
セルフサービスであれこれ飲み放題のドリンクバー。


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名前がイカス("BIG MO"はミズーリの愛称)こちらは軽食のカウンター。
偶然「本物の方々」も艦内見学中だったのでリアリティ満点の写真が撮れた(笑)


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カウンターにあった年代物のドリンクサーバー。
アメリカンヴィンテージが好きなヒトにはたまらない色とデザイン。
ところで艦内のドリンクはPEPSI系ばかりだったけど、米海軍は提携かなんかしてたのだろうか。


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こちらは士官用の食堂。
兵員用がフードコートならこちらは小さいファミレスみたい雰囲気。


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壁には士官それぞれのネームが入ったマグがずらりと並ぶ。
当たり前だけどここらへんの待遇は下っ端とは全然違うのであった。


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クリーニング室。制服プレス用の大型アイロンは機関のボイラーを利用したもの。
日本の戦艦にもこういうあったのだろうか。。


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艦内で一際目立つクルクル看板の理容店。床の色もポップ。


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これまた当たり前だけど、軍人ほど髪の毛を切る回数が多い職種はない。
艦長から機関兵やコックまであらゆるヒトがここを利用したんだろうなあと思うと、
なんだかヒトの声やバリカンの音が聞こえてきそうだった。

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by jellyfishcafe | 2013-05-19 00:02 | Hawaii2013
2013年 05月 13日
「USS Missouri #3」
ミズーリは日本にとってたいへん歴史的なフネだ。
それはなんと言ってもこの船上で太平洋戦争が終わったということに
よるところが大きいと思う。

1945年9月2日、太平洋戦争の降伏文書調印式が戦艦ミズーリの
甲板上で行なわれた。このフネを語る時に外せないその史実については
かなり細やかな説明と展示があり、そもそもミズーリがここ真珠湾で
記念艦として展示されてる一番の理由もそこにあるのだと思う。
(戦争の開始-終結、そして勝利を展示)

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降伏文書調印式が行なわれたのは手前の階段を登った上のデッキ。
ちょうど白いテントが張られている部分で、調印式で日本代表団が下層から
上がっていき、米国代表団が上の艦橋から降りて来て式典に臨む形式を
とるためにわざわざこの中途半端な場所になったというから、アメリカって
いつの時代もホント外連味好きなんだなと思った(苦笑)

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調印式が行なわれたスペースに上がってみるとこんな感じ。
思ったよりずっとこじんまりした場所で、ちょうどフロアとフロアを繋ぐ通路上の
踊り場みたいな場所だった。

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調印式の机が置かれた場所に位置する記念のプレート。


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当日の日本代表団の写真。重光葵外務大臣らの周囲をぐるりと米兵が囲む。


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31個の星が描かれた星条旗。


当日、調印式会場に掲げられたアメリカ合衆国国旗。最大の外連味はこれかも。
これ、なんとペリー提督が黒船で江戸に来たときに掲げていた国旗だそう(実物)。
黒船から90年経って再びアメリカの力を日本に見せ付けた証ということだろう。
良くも悪くもアメリカという国に感心してしまう逸話だった。
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by jellyfishcafe | 2013-05-13 01:48 | Hawaii2013
2013年 04月 10日
「USS Missouri #2」
戦艦ミズーリがパールハーバーで展示され始めたのは1999年。
今では記念艦として内部を含めて一般に公開されている。
(機関室など一部の区画は専用の予約が必要)

見学者は音声ガイドを無料で借りることも出来るけど、ミズーリに関しては
日本人スタッフによる30分程度の説明ツアーに参加するのがオススメ。
こちらは特に予約は必要なく、フネに乗ってすぐのカウンターで日本語での
ガイドを受けたい旨を告げるとすぐにスタッフを呼んでくれるので面倒もない。
今回のガイドは女性スタッフで質問にも丁寧に応対してくれた。

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二番砲塔の足元からの一枚。主砲の巨大さが伝わるだろうか。


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40.6cm主砲弾。もはや笑ってしまうサイズである。


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主砲脇のクウェートの地図と"289"のペイントは湾岸戦争でこの砲塔が発射した砲弾の数を示しているとか。


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USS Missouri (BB-63), 2013.


1945年7月17~18日、ぼくの実家のある茨城県日立市は洋上の米艦隊から
猛烈な艦砲射撃を受ける。軍需工場であった日立製作所の工場を狙って1000発
以上の砲弾が打ち込まれ多数の死傷者が出た。そしてその際に砲撃の中心となった
戦艦の一隻がこのミズーリだった。
当時、海岸近くに住んでいたうちの祖母は戦争の記憶はこの艦砲射撃しか覚えてない
ほど恐ろしい体験だったと生前よく口にしていた。
空にそびえる砲身を眺めて、かつて間違いなくあった「歴史」のことを色々と考えた。


(つづく)
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by jellyfishcafe | 2013-04-10 02:00 | Hawaii2013
2013年 04月 06日
「USS Missouri #1」
先日のハワイ滞在中、またパールハーバーへ。
一応パールハーバーの展示は一通り見ているのだけど、映画「Battle Ship」を
見て以来、もう一度戦艦ミズーリを見たかったからだ。

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USS Missouri (BB-63)


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ミズーリはアイオワ級戦艦の3番艦であり、アメリカ海軍としては最後の戦艦になる。
太平洋戦争、朝鮮戦争を戦って一度はお役御免となり退役したけれど、その後
トマホークやCIWSなど最新兵器を装備して再度就役、湾岸戦争を戦ってまた退役。
もしかしてアメリカの危機にはまたまた復活するんじゃ?と米国民が考えたとしても
無理からぬキャリアを持った歴史的なフネである。

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詳しい解説はwikipediaを見てもらうとして、実際見るとこのフネはやはりデカい。
変な話、ぼくは普通のヒトよりは比較的「軍艦のスケール感」というのを理解している
つもりだけど、その感覚をもってしてもやはりこの時代の戦艦は本当にデカい。
しかも70年前にこの大きさで作ったのだから、当時の人々が大型戦艦=「不沈艦」と
考えたのも無理ないことだと思う。
ちなみに戦艦大和とミズーリは大体同じくらいの大きさのフネである。(排水量は大和が上)

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ミズーリ最大の特徴と言えば、とにもかくにもこの40.6cm主砲。
世の中の男子すべてを納得させてしまう説得力がある。


さて毎度御馴染み、楽園ハワイのもう1つの顔を撮るこのシリーズ・・(ホントか?)
ぼくと一部読者様の趣味のために何回か続きます(笑)


(つづく)
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by jellyfishcafe | 2013-04-06 22:01 | Hawaii2013
2013年 03月 30日
「西の果て」
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Kaena Point, Oahu, 2013.


今回、初めてオアフ島の西岸のはずれまで行ってみた。
ぐるりと一周できるイメージがあるオアフだけど、意外にも西岸とノースショアは
今でも道が繋がっておらず、西岸を北上していくと最後は行き止まりとなっている。
なぜか以前からこのあたりが気になっていたので今回ドライブがてら訪れてみた。

西よりの街コオリナからさらに30分くらい。ワイキキからは約1時間の道のり。
世の中、大体のところが「何もないよ」と言われていても実際に行って見れば
「何かしら」はあるものだが、ここは本当に何もなかった。
1時間前の喧騒うずまくあのワイキキと同じ島とは思えない荒々しい風景。
そしてこの何もない風景こそが火山活動で生まれたハワイの本当の意味での
原風景なんだろうなと思った。

このオアフ島西岸にはネイティブハワイアンの人々が多く住んでいる。
所得水準も低く、場所によっては治安が良くないところも多いようだ。
たしかに道路沿いの家も道行く車も東側とは明らかに異なる。

けれど、彼らの先祖は元々は気候も良く住みやすい島の東岸(ワイキキや
ハワイカイやカイルア)に住んでいたが、後から入ってきた白人資本によって
土地を奪われ西へ西へと追いやられた結果、現在の状態となったという話を
聞くとナニか非常にフクザツな思いにかられる。
普段目にする「ハワイらしい素敵な景色」は1つの結果であることをこの島一番の
上客であるぼくら日本人はもう少し知っていても良いのかも知れない。
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by jellyfishcafe | 2013-03-30 11:33 | Hawaii2013
2013年 03月 27日
「Magic Island」
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Oahu、2013.

久しぶりの更新。
先週は休暇でハワイに行ってきました。

しかし、ハワイというのは不思議なところです。
旅先としては割とベタの領域だし、既に日本人の旅行先としては
語りつくされた感もあるにも関わらず、実際に訪れてみれば
ほとんど毎年のように行っても全然飽きることがありません。
色々な意味でそれほど奥行きがあるようには見えない島なのに、
こうまで底が見えないというのは何か普通ではないように思います

心地良い気候や充実した観光だけでは語れることの出来ない
何かもっと深いところで人間の芯に直接効いてくるような。。
そうした魅力がこの島にはあるのかも知れません。
どうもそんな気がしています。
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by jellyfishcafe | 2013-03-27 02:12 | Hawaii2013