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カテゴリ:Philippine2011( 10 )

2012年 02月 25日
「amanpulo #6」
「高級」と「上質」って似ているようで実は全然違うものだと思うのだ。
単純に値段が高いとか贅を尽くしたのが「高級」ならば、そうした金銭ベースの価値観を超越したところで、本質自体のクオリティが高いのが「上質」ではないだろうか。
ドアマンがいてアフタヌーンティーを楽しめる大都市のホテルは「高級」ではあるけど、イコール「上質」かというとそうとも限らない。けれど、例えきらびやかではなくともプライベート感やホスピタリティを十二分に感じることができる南の島のホテルは間違いなく「上質」だと思う。


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帰国の日、カートに乗って滑走路に着くとマニラに戻るドルニエが準備していた。


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オーナー夫妻とヴィラのスタッフ達が見送ってくれた。


amanpuloはそういう意味でこれ以上ない「上質な」リゾートだと思う。
いつかまた訪れる機会には自分自身ももう少し中身が上質になっていたいなあと、島のやわらかな空気を思い出しながら想う今日この頃。

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さて、長らく貼り逃げしてきたフィリピン写真記はこれにて終了です。お付合いいただき多謝。
貼り逃げ旅日記シリーズ、次回からは再びスペイン編に戻ります。(続くんかい)
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by jellyfishcafe | 2012-02-25 02:25 | Philippine2011
2012年 02月 12日
「amanpulo #5」
間が開いてしまったフィリピン写真記もそろそろラスト。

Pamalican島の南端はBaby Shark Pointと呼ばれるビーチ。
サンゴの島らしい白い砂州が視界一杯に広がる。そして遠浅で波穏やかな地形がいいのか、その名の通り
小さなサメが小魚を追って波打ち際まで入ってくる。

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"Baby Shark Point"

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ちょっと見づらいけどBlacktip Sharkの幼魚

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人工物がまったく見えない。突き抜けた青い空と粉雪みたいな白砂。
音があるのに何も聞こえない気がする不思議な場所。
浅瀬を滑るように泳ぐ魚たちの姿を追いかけていると、まるで時間が止まったかのような気分になった。
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by jellyfishcafe | 2012-02-12 15:38 | Philippine2011
2012年 01月 23日
「amanpulo #4」
懲りずに続くフィリピン写真記。今回はリーフフィッシング編。
釣り人という人種が釣り人たる理由は、世界の何処にいても何をしていても最終的に考えることが魚を釣ることだからだと思う。

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Pamalican島の日の出は午前7時すぎ。
ヴィラ前のプライベートビーチは当たり前だが貸切状態。ドアから徒歩30秒のこんなところでこんな釣りが出来るなんてなんと有難や有難や・・と神様に感謝をささげてからキャスト開始。
お祈りが効いたのか始めてから数投目でゴゴンという押さえ込むようなアタリ。鋭い突っ込みを繰り返す引きの後に上がってきたのはこんな魚。

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コバンアジ(英名はSmallspotted dart)

長く伸びた特徴的なヒレをもつ姿は南国の水中写真などでよく見るが名前は初めて知った。なるほど優雅なルックスとは裏腹にアジ系らしい力強い引きだった。
写真を撮った後は何も考えずリリースしたのだけど後で調べると実は大変美味しい魚らしい。持ち帰って朝食に料理してもらえば良かったかなあとちょっと後悔。

いきなりのコバンアジにこれは幸先いいぞと思ったが潮周りが良くないのか後が続かない。
それでも場所を移動しながら釣っていると連れがトップでカスミアジを釣った。ぼくも鼻息荒くキャストを繰り返したがカマスらしき魚を一度バラしたきりで結局その後は何も釣れず。

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連れがペンシルベイトで釣ったカスミアジ。


翌日はカスミアジ狙いで竿を出す。
前日の教訓から潮通しの良さそうな島の先端部まで歩いていき、沈み根があるとおぼしきあたりを狙って移動しながらひたすらキャスト。そして反応が薄かったポッパーからサーフェスミノーに変えて一投目、かけ上がりの上あたりでガッキーン!と金属的なアタリがきた。

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Pamalican島のカスミアジ。


ドーン!きましたよ念願のカスミアジ。
しかも40cm級のなかなかのサイズ。グアムで釣ったのよりは小さいけど身幅があってズシリと重い。嬉しくて砂浜で思わず小躍りしてしまう(笑)
やっぱりぼくにとってはルックス的にも釣り味的にもリーフフィッシングの一等賞はこの魚なのだ。

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Rod:BristolPowerPlus 805L / Reel:CALDIA KIX 3000 / Lure:SARUNA 80F


釣り人はどんなヒトでもどんなトコロに行っても釣り人である。
セレブリティだろうが庶民だろうが、南国のジャングルの川にいようが北国の氷結湖にいようが、夜景きらめくメトロポリスの運河にいようが緑深き山渓の流れにいようが、世界の下において全ての釣り人は平等に釣り人なのである。それが釣りの何より素敵なところだと思う。
一匹の魚を釣るだけでずっとその土地に思いを繋げられる幸福なヒトでいられることを感謝して竿を納めた。
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by jellyfishcafe | 2012-01-23 01:47 | Philippine2011
2012年 01月 17日
「amanpulo #3」
懲りずに続くフィリピン写真記。今回は小ネタ編。

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宿泊客は滞在中貸し与えられるこのカートであちこち自由に島内を移動できる。
これ、個人的にamanpuloの大きな魅力の1つを担っていると思う。
鬱蒼としたジャングルの中、このカートで無舗装の道を走っていると「散策」というよりまさに「探検」という感覚になる。「島」を愉しませてくれる上手い演出。

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ヴィラのエントランス。夜も良い雰囲気。
森の中の小さな入り口からこの回廊を奥にいくとヴィラの風景が広がるという作りは素晴らしいと思った。

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夜のプールで泳ぐあの気持ち良さは一体何なのか。
満天の星空を見上げてまるで宇宙にいるような気持ちだからか、それともぼくが小学生の頃から夜のプールに忍び込みたくて仕方がなかったからなのか。

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ヴィラには専属のバトラーと料理人とメイドが常駐。もちろんこういうのは初めてなので何をどう頼んでいいかとても困る。自分でやる旅は慣れているがやってもらう旅には全く慣れてない(笑)ただ好きな料理や飲み物をいつでも作ってもらえるのは大変良かった。写真は朝食にお願いしたエッグベネディクト。

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ビールを頼むと専用のクーラーに入れて持ってきてくれる。ビール好きのココロをよく分かってらっしゃる。
これ自宅にも欲しくなった。


(続く)
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by jellyfishcafe | 2012-01-17 00:42 | Philippine2011
2012年 01月 13日
「amanpulo #2」
ちょっと間が空いてしまったがフィリピン写真記の続き。

今回滞在したamanpuloの4-Bedroomヴィラ。通称"Nature Villa"。名前の通り、深いジャングルに囲まれて島のはずれにひっそりと建っている。

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ヴィラの入り口。ジャングルの道端にこんな小さなプレートがあるだけ。
ヴィラは道からは直接見えないのでうっかりしてると見落として通り過ぎてしまう。実際何度も通り過ぎた(苦笑)でもこういうシンプルさはとても好きだ。

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4-Bedroomといっても中庭を囲んで独立した4つのベッドルームのコテージが建っている造り。コテージはそれぞれスイートになっている。さらにこの他にリビング、キッチン、ダイニングの棟がそれぞれある。敷地面積はなんと約1500坪だそう。
これを単純に「4-Bedroom」と呼称してしまうあたりがaman恐るべしである。


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手前がリビングルーム。

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滞在したセカンドベッドルーム。

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ダイニングルームとプール。


ヴィラのプールは大変良く出来ていて、昼間はもちろんだけど夜に泳いだらえらく気持ちが良かった。
このところ極めて寒い日が続いているせいか、なんだか暖かい島のことばかり思い出してしまう。


(続く)
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by jellyfishcafe | 2012-01-13 01:58 | Philippine2011
2011年 12月 28日
「amanpulo #1」
Pamalican島はパラワン諸島の中にある無数の小さな島の1つ。
あまり馴染みのない島の名前よりアマンリゾーツの1つ、amanpuloの島と言ったほうが通りがいいかも知れない。1リゾート1アイランドなのでこの島を訪れるのはイコールamanpuloを訪れることと同義になる。

実はこの島のことはずっと前から旅行誌などで目にしていたのだけど、なにぶん自分には縁のないプレミアムな世界なので(笑)、写真など見ても「ほーキレイじゃの」なんて感想くらいしか出てこない現実味の全くない憧れでしかなかった。
しかし、今回唐突にその機会が訪れたのだから人生とはドコでナニがどうなるか分からないものである。


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"amanpulo"


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点在するビーチベッドの奥にカシータと呼ばれるコテージがある。が、海からは全く見えないようになっている。


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Treetop Spaからの眺め


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"white-sand beach"


アマンリゾーツといえば世界各地にその土地の風土・文化に沿った拘りの上質リゾートを展開していることで有名だが、その中でこのamanpuloは「究極の南国隠れ家リゾート」という位置づけらしい。
確かに目に見える部分、見えない部分を含めてここまで夢に描いたような南国の休日を過ごせるところをぼくは知らない。
「世界って広いなあ」とあらためて、ホントに今回あらためてそう思った。


(続く)
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by jellyfishcafe | 2011-12-28 01:58 | Philippine2011
2011年 12月 19日
「Flight to Pamalican Is 2」
ニュースでフィリピンの台風被害を知った。
台風はパラワン諸島にも上陸して大きな被害が出たらしい。行ってきたばかりなので余計に胸が痛い。
あんな楽園みたいなところでも運命は自然の胸先三寸なのだと痛感。
そんなわけでフィリピン写真記は続きます。


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エンジンに火が入り機体は誘導路へ。
考えてみるとレシプロの飛行機に乗るのは大学の時に伊豆大島に行くのにYS-11に乗って以来である(古)

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無事離陸。
やっぱりいつものジェットとは一味違う高揚感がある。
巡航高度が低いので「飛んでる感」がすごくリアル。

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アナログ計器の並ぶコンソールを見るとGPSがあった。
しかし、なんかどう見ても後付のハンディ用にしか見えないのは気のせいか(笑)
航法計算用の電卓も泣かせる。

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マニラを離れてちょっと飛ぶとすぐ原始のままのような緑に包まれた島の上をいくつも通り過ぎる。

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約1時間のフライトの末にPamalican島が見えてきた。
小さく細長い島に線を引いたように1本の滑走路が伸びている。
南の島は好きだがさすがにここまで小さな島に来たのは初めて。

南国旅行記を書くはずが気づくとただの飛行機ヲタ日記になってしまっている気がする。。


(続く)
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by jellyfishcafe | 2011-12-19 01:40 | Philippine2011
2011年 12月 16日
「Flight to Pamalican Is」
マニラ空港から市内へ。
と言いたいところだけど今回はさらにエアを乗り継いでパラワン諸島にあるPamalican島(パマリカン島)というところまで行くのでマニラは通過するだけなのであった。

マニラ国際空港を出てしばらく走って別の小さな空港に到着。厳重警備のゲートをくぐって中に進むとそこからは別の世界が広がっていた。

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今回滞在するamanpuloのラウンジ。
外の喧騒とは全く違う静かで落ち着いた雰囲気。既にここからリゾートが始まっている感じ。出発の時間までビール飲んで一休みする。

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「あ、ドルニエ!」
滑走路を見て思わず声をあげてしまったドルニエ228。WWIIの夜間戦闘機として有名なあのドイツのドルニエの機体である。日本でも一部離れ島なんか飛んでいるらしいが乗るのは初めてだった。
これはamanpuloの専用機でこれでPamalican島まで移動することになっているのだけど、「専用機」というこの響きだけで卒倒しそうになるのは、単にぼくが飛行機ヲタだからではないと思う。

よく見ればレッドカーペットまで敷いてある。
たぶんぼくの人生でレッドカーペットの上を歩くことはもうないだろうなとおかしなとこを確信しながら整列したスタッフに見送られて機内へ。

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機内はこんな感じ。
細長い1-1の配列で外から見た印象よりも内部は意外と広く感じる。シートポケットには水やタオルケットの他、レシプロ機らしい配慮としてソフト耳栓が入っていた。

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そして、一番前方の座席に座るとなんと目前はまる見えのコクピット!
飛行機ヲタにとってあまりに素晴らしすぎる状況に年齢を忘れてついつい興奮。それが伝わったのかキャプテンもとびきりの笑顔をくれた(笑)


(続く)
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by jellyfishcafe | 2011-12-16 01:57 | Philippine2011
2011年 12月 14日
「Manila View」
スペイン旅行記が途中だけど記憶が鮮明なうちに割り込みでフィリピン写真記を。


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マニラへのフライト。窓の向こうにスーパーセル(巨大積乱雲)が見え始めるともう南国である。
基本的にどんな雲でも見るのは好きなのだけど一番見ていて飽きないのはやっぱり積乱雲。



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マニラ国際空港(ニノイ・アキノ国際空港)。空港というよりどことなく駅のような雰囲気だった。
ちなみに"ニノイ"とは暗殺されたベニグノ・アキノ議員のニックネームだそうだ。
彼がまさにこの空港で祖国の土を踏んだ直後に撃たれたのを思い出した。


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出ました。フィリピン名物ジプニー(jeepney)。
香港とのミニバスに相当する乗り合いバスだが見ての通り、ルックスは大分個性的。
きっと米軍払い下げのMBジープあたりから始まったんだろうなあと思っていたらまさにそうだった。


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むちゃくちゃなデザインと色なんだけど、これが不思議にマニラの街並みに良く似合っていた。



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こちらも御馴染みの3輪タクシー。「トライシクル」(Tricycle )と呼ばれているそうだ。
ところによって名前は違えど東南アジア共通の乗り物の1つだと思う。


(続く)



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by jellyfishcafe | 2011-12-14 02:16 | Philippine2011
2011年 12月 08日
「更地と再構築のこと」
久々の更新。週末はフィリピンの島に潜伏しておりました。
4日間の短い休暇でしたが素晴らしくリフレッシュできた旅でありました。
内容は後ほど上げるとして、まず書いておきたいのが行き帰りのエアのこと。

JALの国際線に最後に乗ったのはいつのことだったか。。
例の経営破たんの前なのは確かでそれ以来、様々な理由でJALに乗ることはありませんでした。
なので、ぼくの記憶には昔の色んな意味でアレなJALの印象しか残ってなかったのですが、今回久しぶりに乗ったJALの国際便は以前とはすっかり変わっておりました。

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ボーディングの段取りや機内サービスに食事、何よりCAの応対や気配りが本当に素晴らしい。外の航空会社の乾いたサービスに慣れた身にはそうした1つ1つが身に染み入るようでありました。

とりわけ驚いたのがマニラ空港でのJALカウンターの対応。
手続き開始前にスタッフ全員整列して搭乗客にお礼と挨拶をするという手の込みよう。ちなみにスタッフは8割が現地の方です。成田ならともかく外の空港でのコレには目からウロコ。ぼくの前にいた白人夫婦などは思わず拍手してました(笑)

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まあパフォーマンスと言えばそうなのかもしれないけど、日本らしいキメ細やかな接待の象徴としてこういうのはとても素敵です。その国のイメージとは意外とこういう分かりやすいところで作られたりすると思うのです。
なんというか、組織における「一度更地にして再構築する」ことの重要性をつくづく痛感した旅程でありました。
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by jellyfishcafe | 2011-12-08 00:42 | Philippine2011