カテゴリ:NEWSネタ( 70 )

2016年 01月 22日
「許される瞬間」
『【解説】太陽系に第9惑星の証拠見つかる』
太陽系外縁部の極寒の暗がりに、地球より大きい未知の惑星が潜んでいる可能性が出てきた。学術誌『アストロノミカル・ジャーナル』2016年1月20日号に発表された研究によると、カイパーベルト(海王星軌道の外側にある天体密集領域)にあるいくつかの天体の奇妙な軌道を調べると、未知の大きな惑星の重力が作用している形跡が見てとれるという。つまり、これらの奇妙な軌道が、未知の大きな第9惑星が太陽系外縁部に潜んでいる証拠である可能性が出てきた。


「想像以上」とか「想像を超える」という言葉を僕らは日常生活で結構使ってしまう。
でも、僕らの住むこの世界で本当に想像を超える事象というのは思ったほど多くない。
というか一つ一つ精査していけばごく少ないと思う。

例外は宇宙だ。これだけはそもそもその空間の存在自体が既に想像を超えた存在で
あるから、その中で起きる事象は当然もうなんというか超絶に突き抜けたことばかりだ。
例えるなら宇宙の中のヒトは巨大な城の足元で世界を考えるアリみたいなもんである。

太陽系に第9惑星が存在したと聞いても驚かない。
そいつの質量が地球の約10倍と聞いても驚かない。
けれど、その星の公転周期が1~2万年と聞いて心底驚いた。
つまりそれは1年=2万年ということである。(注:公転一周≒一年)
いや日本語がおかしいのは重々分かっているが実際そういうことになるではないか。
一体なんなんだその気が遠くなるような時間とスケールの軌道は。。

「想像を超える」という言葉を堂々と使っても良い瞬間がここにある。




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by jellyfishcafe | 2016-01-22 01:43 | NEWSネタ
2015年 08月 01日
「30年前の16時間」
NHKスペシャル - 『日航ジャンボ機事故 空白の16時間 ~"墜落の夜"30年目の真実~』
犠牲者520人、生存者4人。単独の航空機事故としては史上最悪となった日航ジャンボ機の墜落事故から8月で30年。事故原因が様々な角度から検証されてきた中で、ほとんど顧みられてこなかったのが群馬県御巣鷹山の墜落現場を発見するまで関係機関の動きである。
墜落から生存者確認までに要した時間は、国内の事故としては異例の長さとも言える「16時間」。さらに救えた命は本当になかったのか。各機関の内部資料や当事者たちの初めての証言から、様々な事実が浮かびあがってきた。


Nスペ「日航ジャンボ機事故 空白の16時間」を見た。
番組では123便の墜落地点を特定するまでの紆余曲折を取り上げていて、それはそれで興味深い
内容だったけど、少し引っかかったのは当時の混乱を批判する論調が見え隠れしたこと。
これはこの件に限った話じゃないけど、高度情報化が進んだ現代の常識でこの時代の物事を
判断してはいけないと思うのだ。
今の16時間と30年前の16時間は違う。当時はGPSもネットも夜間作戦能力を持つヘリもなかった。
スマホ一台あればだれでも出来ることは当時は夢の技術だった。
それを今の感覚で「何故○○出来なかったのか」と論ずるのは無意味だと思う。

僕らが今検証すべきは東日本大震災でも問題となった「膨大な情報の中から正確な真実を如何に
早く抽出するか」という問題だと思う。ある意味永遠の課題かも知れないけれど。





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by jellyfishcafe | 2015-08-01 23:31 | NEWSネタ
2015年 07月 14日
「あの頃のPluto」
『NASA's Three-Billion-Mile Journey to Pluto Reaches Historic Encounter』
NASA's New Horizons spacecraft is at Pluto.
After a decade-long journey through our solar system, New Horizons made its closest approach to Pluto Tuesday, about 7,750 miles above the surface -- roughly the same distance from New York to Mumbai, India - making it the first-ever space mission to explore a world so far from Earth.
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子供の頃、冥王星が大好きだった。
遠く遠く太陽系の遥か彼方の辺境にポツンと存在しているその感じ。当時はどんな姿をしているのか
殆ど分からず、暗くて冷たくてひたすら寂しい(寂しさを感じる生命はいないけど)その世界を想像すると、
大きな畏怖を感じずにはいられなかった。

そんな冥王星の姿が今夜とうとう高解像度で僕らの目の前に。
感動と同時に、あの想像の世界が消えた寂しさも感じるフクザツな夜です。




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by jellyfishcafe | 2015-07-14 23:48 | NEWSネタ
2015年 07月 10日
「想像はミドリムシ」
『カンブリア紀の珍生物「ハルキゲニア」、また復元図が書き換えられる 実は前後も逆だった』
カンブリア紀(5億4100万年~4億8500万年前)に多く登場した風変わりな生物の中でも最も珍妙なものとして知られる「ハルキゲニア」の復元図が書き換えられた。最初に描かれた復元図では上下が逆さまだったことが知られているが、最新の研究で、実は前後も逆だったことが分かったというのだ。


謎多きバージェス頁岩化石の中でも、ハルキゲニアは発見時点ですでにワケ分からん生物の
代表格だった。ずいぶん解析が進んでから実は上下が逆だったと分かったのは有名な話だけど、
あれからさらに10年くらい経って今頃になって実は前後も逆でしたタハタハ、という今回の発表には
なんというか事実は想像の遥か上というか、生命が持つ設計力の前には、ヒトの発想や想像力など
ミドリムシなみに無力だということを改めて思い知らされた気がした。

今シーズン放送している生命進化の番組でカンブリア生物群の最新CGがたくさん出てくるのだけど、
見てたら10年ほど前にやってた同系番組と同じ生物でも想像図が結構異なっていることに気づく。
生物学は文字通りナマモノ。
長年正しいと信じられてきた仮説や推測が化石一個で簡単にひっくり返る。
ちょっと前まで恐竜は冷温動物で寒くなると動けないと、当たり前のように思われていたし、
恐竜は鳥に進化したのだ!なんていったらあいつバカだと笑われるのがオチだった。
それらは今ではほぼ誰も疑わない「正説」となっている。

けれど油断は禁物だ。今現在信じるに値するとされている学説もだって、この先どうなるか分からない。
新しい発掘法、新しい顕微鏡、新しい分析法が世に出るたびに新事実は常に覆される運命にある。

「ちょっとサイエンス好き」のおじさん(僕含む)にとってこれは脅威でもある。
かつて自分が習ったり本で読んだ知識は知らずにカビが生えている可能性があるからだ。
飲み会などでうっかり年齢がバレないよう、思い込み&知ったかぶりは厳禁だなあと思う今日この頃。




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by jellyfishcafe | 2015-07-10 02:10 | NEWSネタ
2015年 04月 19日
「建前と本音2」
準惑星セレスの謎の光点の続報。
>>『Two mysterious bright spots on dwarf planet Ceres are not alike』
The unidentified bright spots on dwarf planet Ceres have become more mysterious. The spots on the surface were first glimpsed close-up just a month ago, and now infrared images reveal that they have different thermal properties.

NASA's Dawn spacecraft is currently in orbit around the dwarf planet, which sits in the asteroid belt between Mars and Jupiter. Mission scientists presented the latest results from the spacecraft at the European Geosciences Union General Assembly in Vienna, Austria, today.
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建前:
リンク先では色々書いてるけど、つまるところ2つの点は同じように見えても熱特性が違うようだと。
当初は氷面の反射だと言われてたけどそれぞれ熱特性が異なるということは氷ではないのだろか。
これは非常に興味深いですね。

本音:
絶対宇宙基地だ。決まってる!奴らの侵略は始まっている!(@o@)
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by jellyfishcafe | 2015-04-19 23:32 | NEWSネタ
2015年 04月 13日
「Another one」
>>『アシックス快走、世界3位も射程内 海外で人気の理由は』
スポーツ用品のアシックス(神戸市)が、業界世界3位の「プーマ超え」を射程内にとらえた。1位の米ナイキ、2位の独アディダスにはまだまだ及ばないが、勢いは増すばかり。その強さ、なぜ?
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ヨーロッパでソレ系のセレクトショップなんかに入ると、店員さんのオニツカタイガー率というのが
結構高いのです。特にスペインではよく見かけたので人気は以前から感じていました。

オニツカの人気はもちろんあのクラシックスタイルが文句なしにカッコいいというのもあるけれど、
もう一つ、ナイキやアディダスがあまりにも世に氾濫しているので、「Another one」としての面が
評価されたんじゃないでしょうか。日本発ブランドとしては「他と一味違う一品」という立ち位置は
とてもカッコ良いと思います。

それにしても。
これは他のスニーカーブランド全般に言えることなんだけど、評価されたり飛躍的に人気が出る
起爆剤がどれもオールドモデルの復刻品だというのはちょっと複雑な感じもします。
これって過去20年、30年前のプロダクトを越える一品をいまだ生み出せていないということでも
あるよなあと。ファッションは繰り返すのが常とは言えども、このローテクな復刻版の圧倒的人気
を現場でシューズ設計をしてるヒトなんかはどんな風に思っているんだろうなと、想像してみる
今日この頃です。




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by jellyfishcafe | 2015-04-13 23:27 | NEWSネタ
2015年 03月 31日
「クルマ離れのこと」
>>『開発リーダーは26歳=軽スポーツ車「S660」―ホンダ』
ホンダは軽自動車のオープンスポーツカー「S660」を4月2日に発売する。1990年代の「ビート」以来19年ぶりに軽のオープンカーを復活させる一大プロジェクトを率いたのは、研究開発子会社の本田技術研究所に勤める椋本陵さん(26)。若者の車離れが叫ばれて久しい中、異例の抜てきで若者のつなぎ止めを託した。
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Honda S660.



僕らの世代から見ると、とっても魅力的なクルマだ。
ルックスもいいし、自分好みにチューニングするのも楽しそうだし、何よりかつて
日本のお家芸だった(軽)ライトウェイトスポーツカーを復活させた野心が嬉しい。
同僚と昼食の時にもよくこのクルマの話で盛り上がっている。

では、この若者が手がけた若者による若者のためのスポーツカーが現代の若者の
クルマ離れを繋ぎとめることができるか、というとそれはちょっと違うと思う。

職場に20代の後輩が2人いる。
同じ寮に住む彼らは2人で一台の自動車を共有している。ガソリン代も自動車税も
駐車場代も折半。聞けば週に一度の買出しや深夜に皆で外食に出かけるときくらいしか
クルマを使わないのでそれでまったく不便はないと言う。
一人で出かけたい時は困らないの?と聞くとそもそもクルマで一人で出かけないという。
さらに来月からは新入社員もこのカーシェアに加わる予定なので3人で一台を所有する
ことになるそうだ。安上がりになると彼らは無邪気に喜んでいた。

素直に考えると、これは昔だったらおそらく彼らに一人に一台づつ売れたであろう車が
今は3人で一台しか売れないことになる。しかもクルマは軽の中古車である。
「売れた」という表現が正しいかも分からない。
僕の住むのは基本的に日常生活にクルマが必要とされる地域。そこでこの状況なのだ。
もっと都市部に住む若者たちの間で「クルマ離れ」がどうなっているのか想像にたやすい。

こんなこと書くと身も蓋もないけど、今起きている若者のクルマ離れというのは魅力的な
クルマを作ってどうこう出来る問題じゃなく、「価値観の根底からの転換」だと思う。
魅力的なクルマを作ってもそれを買う若者はもう以前のようにはいないのではないか。
どうもそんな気がしてならない。
おっさん世代の無用な心配ならいいのだけど。。




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by jellyfishcafe | 2015-03-31 23:21 | NEWSネタ
2015年 03月 18日
「世界を生き抜く」
>>『恐るべき人類の環境適応能力。ヒ素に耐性をもつ民族の存在が明らかに(スウェーデン研究)』
 ヒ素と言うと、和歌山毒物カレー事件や森永ヒ素ミルク中毒事件などを引き起こした、「致死リスクが高い、猛毒な化学物質」というイメージがある。実際にヒ素は生物に対する毒性が強く、毒物及び劇物取締法により医薬用外毒物に指定されている。 (中略)
 だが、世界にはヒ素を食べても何ともない人たちがいる。その生活習慣によりヒ素に耐性を持ったようだ。
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宮崎駿の「風の谷のナウシカ」では、有毒物質に汚染された世界を生き抜くために、人類を
種として保存しておき、汚染の中で生きられる人間を遺伝子操作で作り出し、有毒物質が
無くなるまでの間、本来の人間の代わりにするという話が登場する。
主人公ナウシカ達は汚染世界で生きるためにつくられた仮初の人間であり、毒のない世界に
憧れながらも実際にはその世界では生きることができない。

初めて読んだときはその発想に衝撃を受けたものだけど、同時に、もし同じことが実際に起きても
ナウシカたちのような悲しい運命の人類を作り出す必要はなく、きっと人類の中から毒に適応して
普通に生き残る人々が出てくるに違いない、と思った記憶がある。

最近では気候変動や気象災害、そしてウイルスの脅威など人類の破滅ストーリーがあれこれ
語られるけれど、個人的には人類の未来には楽観的だ。
人類はそんなに弱くない。というか遺伝子はそんなに弱くない。生き残るためならどんな手段も
いとわないこの「生物」はずっと昔からそうやって環境の変化に適応して生きてきたのだ。
姿を変えて、耐性を変えて、食べ物を変えて、どんなことがあっても生き残ってきた。
だから、ぼくは人類もどんなことがあっても生き残っていくと思う。
ただし、それはもはや「人類」と呼ぶべき姿をしていない生き物かも知れないけれど。





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by jellyfishcafe | 2015-03-18 23:22 | NEWSネタ
2015年 03月 07日
「建前と本音」
>>『準惑星セレスに謎の光2つ、NASA探査機が調査へ』
太陽系内にある準惑星「セレス(Ceres)」(ケレス)の表面に、2つ目となる光の点が発見され、米航空宇宙局(NASA)の科学者らはその正体について頭を悩ませている。NASAの無人探査機「ドーン(Dawn)」は現在、太陽系の小惑星帯内で最大の天体であるセレスの軌道に入る準備を進めており、同機の調査によってこの光の謎が解明されるかもしれない。
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建前:
これは氷面の反射でしょう。
クレーターの中ですし、こうした映像が撮られることは今までもありましたエエ。(エスプレッソ片手に)

本音:
完全に宇宙人の秘密基地!
米国政府は重大な秘密を隠しているんだ!奴らの侵略は始まっている!(グルグル目)
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by jellyfishcafe | 2015-03-07 22:51 | NEWSネタ
2015年 01月 16日
「箱の谷」
>>『<札幌の模型店>113年で幕 3代目店主「体力の限界」』
札幌市中心部の狸(たぬき)小路商店街最古の店で、1902(明治35)年から営業を続けてきた「中川ライター店」(中央区南3西4)が12日、113年の歴史に幕を閉じる。体力の限界を感じた店主が閉店を決意。レトロな店の天井からつり下げられた飛行機の模型や棚にびっしり積まれたプラモデルに胸を躍らせてきた元少年たちが子どもを連れて別れを惜しみに続々と訪れている。


実家のある街にもかつて小さな模型店があった。
入り口に控えめにTAMIYAの看板を掲げた小さな店で、店内は六畳間に毛が生えた程度の
広さしかなかった。そして通路の両側の棚にはプラモデルの箱が天井に届きそうなほどに
積んであった。
通学路上にあったその店に初めて行ったのは小学校低学年だったが、その後のだいぶ
長い間、ぼくの生活はその店を中心に回るようになった。
平日は放課後に。休みの日は午後をまるっと。
店の引き戸を開けて中に入るといつも棚を見上げる見慣れた友達の顔があった。
お店のご夫婦もどちらかと言えば商売に貢献しなかったであろう僕ら子供たちをイヤな
顔せず迎えてくれた。

その店は僕が社会人になった年に突然閉店してしまった。閉店の理由を色々を耳に
したけど果たして本当かは今でも分からない。
その時のショックは今でもはっきり覚えている。真面目に物理的に胸に痛みを覚える
ような感覚だった。

最近ああいう個人経営の模型店をすっかり見なくなった。
考えてみると今の子供たちはプラモデルなんてまず作らない。むしろそういう時代だから
こそ模型店は数を減らしているのに違いなかった。
今の若者には想像もつかないことかも知れないけど、かつての少年たちは模型屋の棚が
人生のほぼ全てだった時期があったのだ。
こんなニュースを目にすると今でもあの時の高揚が蘇ってくる。




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by jellyfishcafe | 2015-01-16 00:47 | NEWSネタ