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2018年 06月 14日
内心のところ

僧坊弁の異常が分かったとき、内心とても動揺した。
手術をしない限りは治らないこと、その手術も心臓を一旦止めるような危険を伴うものであること、はっきりしないがかなり長い期間入院が必要になること、当然ながらその間仕事には行けないこと、そして妻や家族に相当な負担をかけてしまうこと、などなど。。
考えれば考えるほど、重い気分になって怖くなる。そもそも手術をしたとしてもその後後遺症だって残るかも知れないし、もしかしたら仕事を続けられないような体調になる可能性だってある。


妻には最初の病院で異常を告げられた時に、どうもこういう病気になったらしいと説明はしたけど、正直ピンと来ていないようだった。無理もない。今まで大きな病気もなく暮らしてきて、いきなり心臓手術でヤバいなんて言ってもその意味や重さが伝わるわけがない。
妻にそれ以上言っても心配をかけるだけだと思って、ネットで知った弁膜症手術の詳細やリスクのことは話さなかった。後になって考えるとこれは良くなかったと思う。身近なところで不安や心配を吐き出せなくなったことで、僕は自分でもはっきり分かるくらいメンタルが落ち込んでいった。

年が明けて術前検査が近づく頃には、家から出来るだけ出たくなく、他人にもなるだけ会いたくないというプチ鬱(いや本鬱かも)状態になってきていた。





by jellyfishcafe | 2018-06-14 01:34 | 僧房弁閉鎖不全症


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