人気ブログランキング | 話題のタグを見る
2014年 01月 08日
「旅を学ぶということ」
>>『日本人夫婦死傷 専属タクシー料金トラブルで「流し」に乗車』
被害に遭った日本人夫妻は、2013年12月28日、宿泊先のホテルからレストランまで、ホテル専属のハイヤーを利用したが、その際、普通のタクシーのおよそ10倍にあたる、20ドルを請求されたことから、運転手とトラブルになり、戻る際は、レストラン手配の車を断って、流しのタクシーに乗車したことがわかった。


大変つらいニュースだけどこれは本当に他人事じゃない。
そんな危険な国にわざわざ行くなんてという批判もあるようだけど、危険情報
なんてそれこそスリやぼったくり、強盗の類まで入れたら世界の殆どの国で
なにかしらあるわけで、生命の危険がある犯罪に巻き込まれる恐れだって
同じようにある。

もちろんエクアドルが特別治安が悪いのは承知の上で、それでもこのテの
強盗殺人に遭う可能性は特定の国に限らない。日本の延長にように思える
ホノルルだって危険な地区は存在するし、マドリードやバルセロナなんかつい
最近まで「バスから降りただけで強盗に遭う」なんて言われていたのだ。

上のニュースで被害者の行動を批判する向きもあるらしいが、個人的には
行きにホテル専属のタクシーに乗ってボラられたから、帰りには別な方法で
タクシー拾って帰ろうという発想はそれほど軽率とは思えない。その場にいたら
ぼくだって同じ行動をとったかも知れない。そもそもぼったくり自体、旅行者に
とっては危険の一つでもある。
結果論で何かを語るのは簡単、けれどそれじゃ思考停止と変わらない。
尊い犠牲を無駄にしないためにも、多くの旅行者がここから何かを学び、
自分の行動(固定観念も)を見直す機会にするべきだと思う。
犠牲になられた男性は海外旅行が大好きだったとのこと。
慎んで哀悼の意を表します。

by jellyfishcafe | 2014-01-08 01:46 | I thinking


<< 「freeze over」      「Happy New Year!」 >>