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2012年 05月 23日
「金環日食な毎日」
>>『日本各地で金環日食、列島の空にリング輝く』
太陽の中心部が月によって隠れ、金色のリング状に光って見える金環日食が21日午前7時半頃、日本列島の広い範囲で観測された。国立天文台によると、日本の陸地で金環日食が観察できるのは1987年以来25年ぶり。次回は、2030年6月に北海道で見られるという。

北関東は朝から天気も良く金環をはっきりと見ることが出来た。
しかし、周りがあまりにも金環日食の話題一色だったせいかも知れないが、よく語られるような大きな感動は個人的にはなかった。周囲が盛り上げれば盛り上がるほど急速に冷めていってしまうのがぼくの悪いクセだ。
記事に寄れば今回の金環日食は1987年以来25年ぶり。規模で言えば平安時代以来約960年ぶりのものなのだと言う。すごい確率だ。けれども、それを聞いてもまだ今ひとつピンとこない。

天文学的な金環日食の価値はよく理解できるのだけれど、それを言うならぼくらの毎日だって奇跡的な驚異の連続で成り立っているように思う。
まるで同じように思える1日の出来事の全てがその日その場所でしか起こりえないことであり、そこに自分が存在していること自体がとてつもない奇跡だと考えることも出来る。

昼メシに食べたラーメンも、取る前に切れてしまった電話も、今夜ぼくが書いたこの文章を明日ブラウザの前のあなたが見ることも、ぼくらの毎日は全てが金環日食もびっくりの奇跡的な確率との遭遇に満ちている。
ふと、そんなふうに思う今日この頃。

by jellyfishcafe | 2012-05-23 01:46 | NEWSネタ


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