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Diary of Jellyfish

「From where I stand」

今月のトビラ絵を更新。
この1年間で一番学んだことはヒトはどんなことがあっても日常に戻ろうとする動物なんだだということ。
1年前、巨大地震でインフラが全て止まって一時は完全に文明社会のエッジから滑り落ちたなと思ったけれど、ぼくらはすぐに電気がないなりに、あるいはガスがないなりに、なんとかお茶を入れたりメシを作ったりしてその環境の中で「日常」を過ごし始めた。

仕事も生活もどうなってしまうか分からなかったし、福島原発の事故もあったりと、考えてみるとよく精神的平静を保てたものだと思う。だけど当時は最初のショックの後は不思議なほど落ち着いてきて、ぼくも周囲も何も起きてなかったかのように暮らしていた。いや、暮らそうとしていた。



生活を脅かすような異常な事態が起こった場合にそれを認めずに平静を保とうとする心理を正常性バイアスと呼んだりする。普通あまり良い意味では使われない言葉なのだけど、実体験としてこれ以上ない正常性バイアスを体感した経験から言わせてもらうとぼくはあれはヒトが生きるチカラの1つだと思う。

ある日、街が消えてもヒトはとりあえずメシの心配をするのだ。そういう動物なのだ。
だからこそヒトはどんな逆境でも生き抜いてこれたのだし、そのチカラでこれからも生きていけると思う。
そう信じたい。


by jellyfishcafe | 2012-03-03 02:12 | I thinking | Comments(0)
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