2011年 08月 25日
「カクメイとミライ」
>>「<リビア>「独裁は終わった」…市民、「自由」喜ぶ」
「独裁は終わった」「これで自由だ」。反体制派が掌握したリビアの首都トリポリでは23日、多くの市民が夜中まで町に繰り出し、約42年ぶりの自由を満喫した。最高指導者カダフィ大佐の居住区兼軍事基地だったバーブ・アジジヤ地区では、長時間の戦闘の末に制圧した反体制派が大佐の肖像を破壊し、勝利を祝った。

今回のリビアの政権崩壊はやっぱり一連の「あの革命」の1つということになるのだろうけど、果たしてこれでリビアは本当に良くなるんだろうかと、どうしても内心疑ってしまう自分がいる。

「革命」という言葉は必要以上に甘い響きを持っていてついつい惑わされる。
けれど現実には「革命」後に本当に国家体制が良くなった国はとても少ない。アフリカでは殆どないのではないか。エジプトも含めて「革命!民衆の勝利!」という図式にぼくが素直に同調できない理由もそこにある。

念のために言っておくとこの場合の「国が良くなる」ってのは女性や子供、身分の低い人々が危険に遭わず、ちゃんと毎日メシを食える社会という意味。この点において世界にはどう見ても「革命」前のほうが良かったと思える国が多いように思えてならない。特にアフリカはそんな名ばかりの革命に踊らされてきた歴史がある。

独裁者や腐敗王族が牛耳る政権はそりゃクソだろう。けれどそれを打倒した結果、国家に訪れるのがAKやRPGを手にした連中の権力争い、子供のミルクも買えないほどのハイパーインフレ、女性の就学や運転も許さない社会、だとしたらその革命は本当に正しいことなんだろうか。

ちなみに「革命」前のリビアは、1人あたりのGDPはアフリカで第一位。40歳とかで死んじゃうのも当たり前のアフリカ諸国の中にあって平均寿命は74.5歳(2009年度)だった。
この数字が意味するところは重いと思う。リビアの未来がより良きものとなることを心から祈りたい。
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by jellyfishcafe | 2011-08-25 01:34 | NEWSネタ


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