2011年 01月 17日
嘉咸街界隈の路上街市風景が「香港らしい風景」だという認識は古くから香港人の中にもあるようで、映画やドラマにもちょこちょこ登場する。分かりやすいとこでは、映画「恋する惑星」でトニー・レオン扮する警官が道端屋台でメシ食ってたのもココである。 果たして古い街並みの保存か、それとも新しい街の開発かという問題は世界のどこでも起きてる問題だと思う。一口に保存と言っても実際のところ安全の問題もあるから、老朽化した建物をそのまま放置しておくわけにもいかない。(一昨年には香港で古ビルの倒壊事故もあった) 国に関係なく、決して一筋縄ではいかない難しい問題なのだろう。 ただ1つ、香港のケースでいいなと思うのは、古い街並みの保存運動の先頭に立っているのが80年代以後生まれの若者たちだということ。 「このまま行くと香港はどこも同じ風景になってしまう」という危機感を若い世代が持ち、しかも実際にアクションを起こしているというのはとても頼もしいことに思える。 もしかすると、現実には政府から補償金もらって代替地もらったほうが商売にはずっといいのにと思っている経営者も少なくないのかもしれない。 けれど、個人的には若者たちのその「志」の部分を高く評価したい。
by jellyfishcafe
| 2011-01-17 01:56
| Hongkong2010
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