2009年 12月 01日
「Six years later」
思えばイタリアに行ったのは6年ぶりであった。
なにしろイタリアと言えば1000年前のモノが普通に残っているような国なので、6年くらいでは何も変わることはないと思って行ったのだけど、実際には意外なトコで変化を感じた。

一番変わったなあと感じたのは公共交通機関の変化だ。
いや、というよりも交通機関を運営する側の姿勢の変化というべきか。
もちろんイタリア全土がこうではないと思うけど、ぼくが体験した変化の中で思いつくものをざっと挙げると以下のような感じ。

タクシー:
フィレンツェの空港から市内へのタクシー料金が定額制(22euro)になっていた。
以前のタクシーと言えば乗る前に値段交渉が当たり前。ましてや空港から乗る客は相場が分からないから大抵フッカケられてたのだが、今はタクシー協会発行のものなのかちゃんとした定額料金表のシートが座席前に提示されている。この定額制は空港だけなくアウトレットモール行きのタクシーなどでも実施されているらしい。

バス:
SITAのチケット売り場で時刻表付きの路線図を配布していた。
一番驚いたのは停車バス停を表示する電光掲示板が車内に設置されていたこと。(一部バスだけかも)

鉄道:
今回はフィレンツェをベースに毎日鉄道で周辺の街へ出かけていたので特に変化を感じた。
かつては運休、遅延、ストと何でもアリだったTRENITALIA(イタリア鉄道)だが、今回の滞在中に乗ったEuroStarやInterCityは全てが時間通りに運行されていた。
Regionale(各駅、準急)も殆ど定時運行。一度だけCinque Terreを走る各駅停車で10分程度遅れただけで、しかも表示通りにちゃんと10分程度の遅れで列車がきた(笑)
それから、時間前に出発した列車もなかった。いや、コレ以前は結構あったので笑い事じゃないのである。
(6分前に駅に着いたら列車は既に出ていたことがある)
やれば出来るコなんじゃんTRENITALIA!とこれには本当に驚かされた。

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交通インフラが正しく動いているのが当然だと思うのは、日本人の悪い癖であり、日本の良いトコロでもあると思うけど、大らかさがウリ?のイタリアもこのあたりはだいぶ変わりつつあるらしい。

もちろん旅行者にとって交通機関の信頼性が上がるのはすごく有難い。
だけど、イタリアの鉄道が日本のように精密に動く日を想像するのは何だかちょっとフクザツな気分でもある。
まぁ。それはないとは思うけど(笑)
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by jellyfishcafe | 2009-12-01 01:56 | Italia2009


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